取り替え可能なタイプがわかったら…。
好みの性能や機能でガスコンロをお選ぶ
設置できる製品や設置方法がわかれば、あとはお好みの性能・機能からガスコンロを選びます。清掃の簡単や安全面、調理方法などからお考え下さい。
トッププレート素材の違い。
ガラストップ
最近の主流となっている素材で、フレームレスやフレーム一体型の物も有ります。文字通りガラスでできているため全体的にすっきりとしたデザインが印象的です。
メリット:光沢が美しく耐熱性、耐久性に優れている。お掃除がしやすい。
デメリット:重いものを落としたりすると割れる事がある。
ガラスコート
熱や傷に強いホーローにガラスコーティングを施した、ガラストップに近い素材感。特ににパロマのハイパーガラスコートが長持ちすることで人気です。
メリット:ガラストップよりも安価で色の種類が豊富。
デメリット:重いものを落としたりしてガラスコーティングが割れると、そこから錆びてくることがある。
ステンレス
シンプルなステンレス製。
メリット:頑丈、業務用のような本格的なイメージ。
デメリット:熱による変色、こすると傷がつきやすい。
アルミトップ
最近出始めた素材で厚みのあるアルミ素材。
メリット:衝撃に強く熱伝導が良い為汚れの焦げ付きを防ぐ。
デメリット:ガラス素材に比べ手入れがしにくい。
ホーロー
銅板にガラス質のコーティングを焼き付けたもの。熱や傷に強い素材で耐久面でのメリットが売りです。
メリット:安価で耐久性に優れている。
デメリット:表面塗装が剥げるとそこから錆びてしまう。
様々な機能
安全機能
2008年以降の家庭用ガスコンロには(立ち消え安全装置)(調理油過熱防止装置)の搭載が義務づけられていますが、製品によりさらに以下のような安全機能が有ります。安心の為にチェックしましょう。
- チャイルドロック機能:点火スイッチをロックする機能
- コンロ、グリル消し忘れ消火機能:一定時間経過後、コンロ、グリルが自動消火する機能
- 鍋無し検知機能:鍋が載っていないと点火出来ない機能
- 焦げ付き消火機能:料理が焦げ付き始めたら自動消火する機能
- グリル過熱防止機能:グリル庫内の温度が異常に上がったら自動消火する機能
- 感震停止機能:コンロ本体が震度約4以上の揺れを感じると自動消火する機能
- 中火点火機能:はじめから強火にならないように中火で点火する機能
グリル機能
最近のコンロはグリル機能も多彩です。しっかりチェックしましょう。
人気があるのはグリル使用時に水を入れない「水なしタイプ」や、魚や肉をひっくり返すことなくそのままで両面を焼くことのできる「両面焼き」。
上機種になると「オートグリル機能」で自動で魚が焼けるものもあります。
調理機能の他には、グリルからの気になるにおいや煙を軽減する「グリルクリーンモード」や「スモークオフ」などの機能を搭載した製品もあります。
コンロの高火力機能
最近最もポピュラーな3口のガスコンロ、3つのバーナーの火力がそれぞれ違います。
一番高火力が出るバーナーはコンロ設置の状況などによって左右どちらにするかを選べます。一般的に防火対策のため壁から遠い方に高火力バーナーを持ってきます。
昨今、上機種のコンロではダブル高火力などという左右とも高火力で使用出来てとろ火にも対応出来るものも増えています。